ストリッピングとブランキングの違い!

基本的にはカス(要らない箇所)を分離するのがストリッピングで製品を分離するのがブランキングと云う。
段ボールでは製品を分離する機構は大型打抜機では無いのでストリッピングのみで製品だけを残すストリッピングが主流で有るが・・・・印刷紙器ではストリッピングとブランキングとプレス部分の3ステーションの打抜機が存在する。最近では2ステーションでストリッピングかブランキングのどちらか一方をセットするような打抜機が国産で製作されている。

この事は既存2ステーション打抜機の稼働現場で3ステーションを設置にはスペースが足りないのが現状で有る。て云う事で印刷紙器会社に最近導入されているのが機外ブランキングマシーンで有る。もともとは名古屋の河原紙器さんがピン方式の機外で打抜いた洋紙を50枚位を機械にセットすると上からと下から数百本のピンが製品とカス部分を挟み込み分離する機構のもので有った。その後にレザックさんからマスターブランカーという現在主流のブランキングマシーンが販売されている。
しかし非常に高価で打抜機一台以上の価格に成っている。大手は良いが中小では非常に導入が難しい。そこで登場したのがマルチブランキングマシーン(MBM)で有る。MBM)は多面付で有っても一面づつ数本~数十本のピンでセットして取り去るブランキングマシーンで洋紙を動かしながら一面づつ分離していく。https://www.nsksystem.co.jp/product/mbm/index.html